揚げた鶏肉を南蛮酢とタルタルソースで味付けした、宮崎県の名物料理です。

かつて宮崎県延岡市内にあった洋食店「ロンドン」で昭和30年代に出されていた賄い料理が原型です。

当初はアジの南蛮漬けなどと同様に、衣を付けて揚げた鶏肉を甘酢にさっと浸しただけのものだったです。

現在主流のタルタルソースのチキン南蛮は「ロンドン」で修行した、宮崎市の「おぐら」オーナー甲斐義光氏が1965年（昭和40年）に考案したものです。

1. 鶏肉を叩いて厚さを均等にし、塩・コショウする。
2. 小麦粉をまぶし、溶き卵を通して、中温の油でこんがりと揚げる。
3. 揚げた鶏肉を熱いうちに南蛮酢に漬ける。
4. 一口大にカットして器に盛り付け、タルタルソースをかける。

■南蛮酢

1. 全ての材料を混ぜ合わせ、煮立てる。
2. 一度煮立て、粗熱をとる。

■タルタルソース

1. ピクルス、パセリ、茹で卵をみじん切りにし、全ての材料を混ぜ合わせる。

• タルタルソースに替えて、大根おろしでも美味しい。