1-March-2024(Fri)

ちゃんぽん

長崎県の郷土料理

炒めた野菜や肉を中華麺と共に濃いめのスープで煮こんだボリュームたっぷりの麺料理で、全国的に知られる長崎の名物料理です。

明治32年(1899)、中華料理店「四海樓」店主の陳平順氏が中国人留学生向けに提供したのが始まりとされ、福建料理の「湯肉絲麺」がルーツとも言われます。

名前の由来は諸説あり定まってはいないが、中国語の簡単なご飯という意味の「喰飯（Cān fàn）」が訛化したという説が有力です。

地域や家庭により様々なレシピがある。現在では、豚骨主体の濃いめのスープの「長崎ちゃんぽん」と鶏ガラ主体のあっさりめのスープの「小浜ちゃんぽん」が、県内における二大ちゃんぽんと言われています。