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アイヌ民族旗
アイヌ料理
オハウ
具沢山の塩汁
塩味で仕立てた汁物です。オハウは具の多い汁物をさし、具の少ない汁物はルと呼びます。

アイヌの日常食はオハウやルと汁気のない煮物「ラタシケプ」で賄われており、オハウは主食といえるほど重要な料理です。

野菜のみのオハウは「キナオハウ」と呼ばれ、ニリンソウやタチギボウシ、フキ、行者ニンニクなどの山菜類、ジャガイモ、ニンジン、大根など何でも使われます。

魚のオハウ「チェプオハウ」は、キナオハウにサケ(カムイチェプ)、サクラマス(イチャニウ)、カジカ(チマカニ)、カレイ(サマンペ)などが加えられます。また、鹿肉を加えた「ユクオハウ」など、獣肉のオハウもあります。

今回のレシピは鮭(カムイチェプ)を使った、「チェプオハウ」をご紹介します。

オハウ

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
400g
だし昆布15cm
野菜・山菜各種適量
適量
ネギ適量


METHOD
  1. 一口大の鮭、食べやすく切った野菜や山菜にひたひたの水と昆布を加える。
  2. 煮立ったら昆布を取り出し、塩で味を調える。
  3. 材料に火が通るまで煮る。
  4. 器に取り分け、小口切りのネギを散らす。


TIPS
  • ネギに替えて行者ニンニクを使うと一層美味い。
  • 干物を使ったレシピもある。


このメニューは " 農文協『聞き書 アイヌの食事』 " のレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
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