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青森料理
おづけばっと
下北郡東通村の郷土料理
野菜たっぷりの味噌汁(おづけ)にジャガイモの「はっと」が入った、東通村周辺の郷土料理です。冷えた茹でジャガを美味しく食べるために工夫された料理ですね。

酷寒の下北半島では飢饉が度々発生したことから、明治期に救荒作物としてジャガイモの栽培が奨励されました。

米が貴重だったことから、日に2回の小昼には茹でたジャガイモが供されました。そして、食べ残した茹でたジャガイモは、夕食時に「おづけばっと」にされたそうです。

おづけばっと

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
大根1/4本
ニンジン1本
シイタケ6個
ゴボウ1/2本
白菜1/6個
豚肉80g
ネギ1/4本
だし昆布10cm
煮干適量
味噌適量
1200ml

■はっと
ジャガイモ3個
片栗粉400ml
少々


METHOD
  1. 昆布と煮干でだしをとった水を煮立て、味噌を溶かす。
  2. いちょう切りの大根、半月切りのニンジン、細切りのシイタケ、笹欠きのゴボウ、ざく切りの白菜、こま切りの豚肉を加え、火が通るまで煮る。
  3. はっとを加えて煮立てる。
  4. 斜め切りのネギを加える。


■はっと

  1. ジャガイモを茹でて皮を剥く。
  2. ジャガイモが熱いうちに、塩と片栗粉を加えて潰す。
  3. 水(分量外)を加えて耳たぶほどのやわらかさにする。
  4. 5cm角ほどに平たくちぎる。


TIPS
  • はっとは溶けやすいので煮込まない。


このメニューは " 青森県商工会連合会 " さんのレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
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