鶏肉を様々な根菜類と一緒に煮込む家庭料理で、筑前煮とも呼ばれ、福岡県一帯では慶事にはかかせない一品です。

名前の由来ははっきりしませんが、博多の方言である「がめ繰り込む」（いろいろな材料を混ぜる）が短くなり、「がめ煮」と呼ばれるようになったという説や、 文禄の役（1592年）で朝鮮に出兵した兵士が作ったスッポン（どぶ亀）のごった煮「亀煮」に由来するという説などがあります。

1. 油を熱し、一口大の鶏肉を色が変わるまで炒める。
2. 一口大のシイタケ、乱切りのゴボウ、ニンジン、レンコン、里芋、ちぎったこんにゃくを加えて炒め合わせる。
3. だしを加えて煮立て、酒、砂糖を加えて落し蓋をして10分程煮る。
4. 醤油とみりんを加えて更に10分程煮る。
5. 器に取り分け、茹でて刻んだ絹さやを飾る。

• アクが出るのでこまめに取り除く。