ホタテの貝柱でだしを取り、豆麩、ニンジン、シイタケ、里芋、キクラゲ、白滝などを加えた薄味のお吸い物です。

会津藩のご馳走料理として生まれたこづゆは、多くの種類の食材を使い、会津塗りの椀で食す贅沢な料理ですが、「おかわり自由」の習慣があるそうです。

現在も正月や冠婚葬祭などの特別な日には欠かせないもてなしの料理です。

1. 戻して細かく裂いた貝柱、戻した1cm幅のシイタケ、戻したキクラゲ、イチョウ切りのニンジン、湯がいた半月切りの里芋、斜め切りの地竹、3cmの白滝に貝柱とシイタケの戻し汁、ひたひたのだしを加えて煮立てる。
2. 醤油、塩、酒で調味し、火が通るまで煮る。
3. 戻した豆麩を加えて混ぜ合わせる。
4. 器に取り分け、刻んだ三つ葉を飾る。

• 材料の数は縁起のよい奇数が習わし。