HOME > 東アジア > 北海道料理 > なんこ
Eline sağlık!
北海道旗
北海道料理
なんこ
歌志内市の郷土料理
北海道中央部空知地方の産炭地で食べられている馬腸の味噌煮です。秋田からの入植者がもたらした馬肉料理が変化したもののようです。

明治期の炭鉱は東北地方の金銀山の鉱夫に支えられていました。馬肉食は秋田の鉱夫が持ち込み、道内各地の炭鉱町に定着したようです。

秋田の銀山は人里から遠く離れており、野菜の不足から重篤な脚気を発症することも珍しくなく、薬餌として斃死した馬の肉を食っていたそうです。

公然と獣肉を食うのが憚られる時代だったので、馬肉のことを午の方位「南向(なんこう)」と称したのが、この料理の名前の由来です。

なんこ

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
なんこ(下茹で済み)500g
玉ネギ2個
地筍(根曲がり竹)8本
味噌200g
砂糖大さじ1


METHOD
  1. 一口大のなんこにひたひたの水を加え、軟らかくなるまで60分程度煮る。
  2. くし切りの玉ネギ、斜め切りの地筍を加え、味噌と砂糖で味を調える。
  3. 弱火で30分ほど煮込む。


TIPS
  • コンニャクやゴボウを入れる家庭もある。
  • 七味唐辛子を振っても美味い。


このメニューは " 歌志内市 " さんのレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
Eline sağlık!
©2021 Shin. All rights reserved.