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北海道料理
たち汁
北海道の郷土料理
北海道の冬を代表する魚「スケトウダラ」の白子(たち)の汁物です。味噌汁もありますが、今回は醤油仕立てです。白子の風味がしっかり滲み出ており、クリーミーでまろやかな食感が絶品です。

北海道のスケトウダラ漁は、1903年(明治36年)に日本海岸の岩内で始まった延縄漁に端を発します。1920年代に急速拡大した漁船の動力化に伴い、1930年代にはスケトウダラの大量漁獲が本格化します。

1951年以降、スケトウダラ漁はカムチャッカ半島沖やベーリング海での北洋漁業が中心となり、日本近海から北洋に転出した底引き網漁船「北転船」が主役を担いました。1972年には全国で約300万トンの水揚げがあり、大量に漁獲されたスケトウダラは練り製品の主原料として定着しました。

1977年の日ソ漁業交渉と200海里漁業水域設定以降、ソ連専管水域内での漁獲割当枠は年々縮小され、スケトウダラ漁は沿岸漁に回帰しますが、北海道周辺での漁獲量は80万トンから30万トンへと漸減し、2018年は13万トンを割り込み、漁獲量は24分の1に激減しています。

現在スケトウダラは、国連海洋法条約に関連する、海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(TAC法)の対象魚種となり、日本は管理水域における資源の保存・管理措置をとる義務を課されています。

たち汁

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
タチ200g
醤油大さじ4
大根5cm
昆布10cm
ニンジン1/2本
800ml
ネギ10cm
少々


METHOD
  1. 鍋に昆布を入れ、30分ほど水につけておく。
  2. 塩水で振り洗いして一口大に切ったタチに酒を振る。
  3. 水を煮立て、短冊切りの大根とニンジンを加えて火が通るまで煮る。
  4. タチを加えて煮立て、醤油で味を調える。
  5. 火を止めてから斜め切りのネギを加える。


TIPS
  • タチに火が通り過ぎないようにする。


このメニューは " rinkaりんか のキッチン " さんのレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
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