そば粉を柳の葉の形に延ばし、大根、ニンジンなどの野菜やキノコなどと煮て、醤油または味噌で仕立てた岩手県を代表する郷土料理のひとつです。

南部藩の倹約令で、切り蕎麦が贅沢とされたことから作られたとも言われ、「はっと」とは「法度」のことなのだとか。

1. そば粉に豆腐とぬるま湯を加え、耳たぶくらいの硬さになるように捏ねる。
2. 捏ねたそば粉を紐状に延ばし、長さ7-8cm、幅1.5cmの柳葉状に成形する。
3. 水に煮干しを加えてだしをとり、短冊切りのニンジン・ゴボウ・大根、小分けしたシメジを加えて火が通るまで煮る。
4. 味噌半量を加えて煮立て、柳ばっとを加えて火が通るまで煮る。
5. 残りの味噌を加えて味を整え、戻した高野豆腐を加えて混ぜ合わせる。
6. 器に取り分け、塩抜きした高菜漬けをのせる。

• 味噌に代えて醤油で仕立ててもよい。