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奈良県旗
奈良料理
茶粥
奈良県の郷土料理

煮出したほうじ茶の中に冷やごはんを入れて炊いたもので、さらっとしているのが特徴でです。「大和の朝は茶粥で明ける」といわれているほど「茶粥」は奈良の代表的な日常食です。

毎年3月に東大寺で行われる「お水取り」は、1200年以上歴史があり、その練行衆の献立に「ごぼう(ゴボ)」「ゲチャ」があります。「ゲチャ」は米をほうじ茶で煮て汁を取り去ったもの(茶飯の原点のようなもの)、「ゴボ」は茶粥の汁の多いものといわれており、古くから「茶粥」が食べられていたことが窺えます。

今では毎朝「茶粥」を炊く家庭はほとんどなくなりましたが、大和では夜にごはんを炊く家庭が多く、冷ごはんをあたたかく食べるため、「茶粥」が一般家庭に広く普及したと思われます。嘗ては、腹持ちをよくするため、さつまいもやかぼちゃ、里芋、栗、かき餅などさまざまなものを入れて食べたそうです。

茶粥

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
0.5合
ほうじ茶15g
500ml
小さじ1/2


METHOD
  1. 米を通常の水加減(分量外)で炊く。
  2. ほうじ茶を煮出し、ごはん・塩を入れ、中火で時々かき混ぜながら煮る。


TIPS
  • 好みで蒸かしたさつまいもや、焼いたかき餅などを入れて食べる。


このメニューは " 農林水産省 " さんのレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
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