埼玉の「冷や汁」は、稲作の裏作として小麦の栽培が広く行われた“うどん文化”のある土地ならではの、うどんのつけ汁として食べられてきました。

新鮮な野菜と、冷たい水を使って仕上げる「冷や汁」は、夏の炎天下で農作業をする人々から親しまれてきました。

現在では、農家だけでなく一般家庭の夏の一品として作られます。また、県内の飲食店では地元の食材を使い、麺やつけ汁に独自のアレンジを加え提供しています。

1. ゴマを煎ってからすり鉢でよくする。
2. 味噌、みじん切りの玉ネギと大葉を加えて混ぜ合わせる。
3. 輪切りのキュウリを加え、すりこ木で軽くたたいてから混ぜ合わせる。
4. だし汁を加えて混ぜ合わせる。
5. 茹でて冷水でしめたうどんを器に盛り付け、冷や汁をかける。

• せん切りのショウガとミョウガを添える。
• 川島町の「すったて」では、野菜もすり鉢ですり合わせるのが特徴。