焼き鯖を醤油や砂糖などで甘辛く煮て、その煮汁に素麺を絡めた料理です。

長浜市周辺の湖北地方は内陸ですが、若狭湾から運ばれる浜焼の鯖は昔から一般的な食材でした。

既に廃れていますが、農繁期の５月に嫁いだ娘を気遣って、焼鯖を送る「五月見舞い」という風習もあったそうです。

1. 3枚におろして骨を取り除いたサバを半分に切り、グリルでこんがり焼く。
2. 砂糖、醤油、酒、みりん、水を煮立て、焼いたサバを加えて、20分程煮込んで、取り出す。
3. 茹でて晒したそうめんを加えて、汁気がほとんどなくなるまで煮込む。
4. 器にそうめんを取り分け、煮込んだサバを乗せ、ネギを散らす。

• ショウガを加えて煮ても良い。