15-September-2021(Wed)

ひじき飯

今回のこの日こんなもの食べましたは、大分県津久見市の郷土料理「ひじき飯」です。

豊後水道に浮かぶ津久見市保戸島では、4月中旬から5月にかけてヒジキが採取されます。ひじき飯は新鮮なひじきに、島で採れたモイカやサザエ、じゃこ天を加えて炊いたひじき煮を炊き立てのご飯に混ぜ込んだ家庭料理です。

9月15日は「ひじきの日」。昔からひじきを食べると長生きをすると言われていることから、敬老の日に因み、三重県ひじき協同組合が1984年に制定しました。

ひじきの産地は長崎県や三重県が有名ですが、国産ひじきは国内流通量の1割程度しかありません。2015年の統計ですが、中国産：2,475t、韓国産：2,003t、国産：700tとなっています。昨今の情勢で中国産の比率がもっと上がっているかも知れませんが。

国産ひじきは天然物がほとんどなので、増産が難しいようです。価格競争力の問題はありますが、養殖頑張って欲しいですね！