4-December-2021(Sat)

janssons frestelse

ヤンソンス・フレステルセ

今回のこの日こんなもの食べましたは、スウェーデン料理の「ヤンソンス・フレステルセ」です。

ジャガイモ、玉ねぎ、北欧のアンチョビ(ansjovis)を使ったキャセロールです。スウェーデンではポピュラーな料理で、クリスマスの定番料理です。

北欧のアンチョビは一般的なアンチョビとは魚の種類も味も異なり、小型のニシンの一種であるヨーロピアンスプラットを使っており、各種スパイスと甘味料で風味をつけ、塩辛さと共に甘みもあります。

名前の由来は諸説ありますが、スウェーデン人作家のグンナー・スティグマークは1989年に書いた「Sa var det med Janssons frestelse」に "1929年の新年パーティーでこのキャセロール料理を作った母は、ちょっとした思いつきで、1928年公開の映画俳優兼監督のエドヴィン・アドルフソン主演ヒット映画「Janssons frestelse」にちなんでそう呼んだ。" と記しています。