26-February-2024(Mon)

ジンギスカン

北海道の郷土料理

根室本線を旅するために北海道中部の街、滝川市に滞在しています。

と言うことで本日の夕食は、滝川名物の「ジンギスカン」を松尾ジンギスカンさんでいただきました。

こちらのジンギスカンは、あらかじめ醤油ベースのタレに付け込まれた羊肉を焼く「滝川式」です。

第一次世界大戦の勃発で羊毛の輸入が途絶えたことから、1918年（大正7年）に軍隊、警察、鉄道員用制服の素材となる羊毛自給を目指す「緬羊百万頭計画」が立案され、ここ滝川にも種羊場が開設されました。

同時に羊肉の普及にも勤め、昭和10年代には農業関係雑誌などで調理法の紹介しましたが、捗々しい進展は見られませんでした。

1951年（昭和26）頃、食肉需要の増大を受け、滝川の飲食店が種羊場の羊肉に着目し、たれに漬け込むジンギスカンが登場したと言われています。