20-March-2024(Wed)

鰹のたたき

高知県の郷土料理

3月20日は「かつおの日」です。カツオを「町の魚」にしている、和歌山県すさみ町が制定しました。 すさみ町は潜行板と疑似餌を使った漁法「ケンケン漁」が盛んで、平成14年以来、「すさみケンケンかつお」のブランド化を推進しています。

さて、鰹のたたき。ご存じの通り、表面を炙った鰹の刺身に薬味をのせた、高知県を代表する郷土料理です。 「たたき」の名前は、調理の際に、塩やタレをかけて叩いて味を馴染ませたことに由来するそうです。

漁師が船上で食べていた賄いが一般化したものだと言われています。船上で鮮度が落ちた鰹を食べるために、「たたき」の調理方法が考案されたとも言われています。

近年は冷凍流通するようになり、安価で美味しいたたきが賞味できます。嬉しいですね。