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Eline sağlık! | ||||
25-November-2024(Mon) 棒鱈の煮付け | ||||
京料理などで用いられる棒鱈はマダラを本干ししたものですが、北海道では生干しの冷凍スケトウダラを指します。価格も安く、冬の味覚として広く親しまれています。
韓国・朝鮮でトンテ(凍太:동태)と呼ばれる冷凍スケトウダラとほぼ同じものと思われます。
北海道のスケトウダラ漁は、1903年(明治36年)に日本海岸の岩内で始まった延縄漁に端を発します。1920年代、急速に拡大した漁船の動力化に伴い、1930年代にはスケトウダラの大量漁獲が本格化します。
1951年以降、スケトウダラ漁はカムチャッカ半島沖やベーリング海での北洋漁業が中心となり、日本近海から北洋に転出した底引き網漁船「北転船」が主役を担いました。大量に漁獲されるスケトウダラは練り製品の主原料として定着します。
1977年の日ソ漁業交渉と200海里漁業水域設定以降、ソ連専管水域内での漁獲割当枠は年々縮小され、スケトウダラ漁は沿岸漁に回帰しますが、北海道周辺での漁獲量は80万トンから50万トンへと漸減し、ここ数年は30万トン前後で推移しています。
現在スケトウダラは、国連海洋法条約に関連する、海洋生物資源の保存及び管理に関する法律(TAC法)の対象魚種となり、日本は管理水域における資源の保存・管理措置をとる義務を課されています。
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