7-July-2025(Mon)

盛岡冷麺

ぴょんぴょん舎

南東北鉄道旅の途上、岩手県盛岡市の「ぴょんぴょん舎」さんで「盛岡冷麺」をいただきました。

朝鮮半島北部咸鏡南道咸興生まれの青木輝人氏が、1954年に盛岡で開業した料理店「食道園」で提供したのが最初といわれていますが、当時は「平壌冷麺」の看板を掲げていました。

青木氏自身が子供のころに食べた、ユッスを注いだ咸興冷麺をベースに、蕎麦粉に代えて小麦粉を用いた白い麺を使用するなど独自の工夫を凝らしました。

1986年に盛岡で開かれた「日本めんサミット」に出店した邊龍雄氏（翌年に「ぴょんぴょん舎」を創業）が「盛岡冷麺」の名称を初めて使用し、全国的にも盛岡の名物として知られるようになりました。