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イラン料理
سالاد الوئيه
サラダ・オリビエ
 鶏肉や茹で卵が入ったイランの一般的なポテトサラダです。

 マヨネーズの発祥地については諸説ありますが、文献としてマヨネーズが登場するのは19世紀初頭から。 有名なフランス人シェフ、ルイス・ユスターシュ・ウデは1815年に著書『The French Cook』でレシピを公開しています。 また、この頃には呼称もマヨネーズ(mayonnaiseもしくはmagnonnaise)で落ち着いてるそうです。「サラダ・オリビエ」は比較的新しいイラン料理なんですね。

 実はロシアにも同名のサラダ「サラート・オリヴィエ : салат оливье」があります。 19世紀にロシアへ移住し、ロシア料理の豊かさと多様性の創造に計り知れない貢献をしたフランス人調理師「ルシアン・オリヴィエ」が考案したのが「провансаль : プロヴァンス・ソース(マヨネーズ)」です。 そして、プロヴァンス・ソースで和えたポテトサラダが「サラート・オリヴィエ」。

 19世紀、グレートゲームの時代。ロシアの影響圏とペルシャ王国は境を接していました。 フランス起源のポテトサラダがロシア経由でイランに伝わったんじゃないかな、と考えています。

サラダ・オリビエ

Serves : 4 persons
INGREDIENTS
鶏胸肉400g
ジャガイモ4個
玉ネギ1個
3個
グリーンピース100ml
ニンジン1本
ピクルス100g
レモン汁小さじ2
マヨネーズ適量
揚げ油適量
適量
黒コショウ適量


METHOD
  1. 茹でて潰したジャガイモを取り置き、粗熱を取る。
  2. 茹でてさいの目に切った鶏肉を取り置き、粗熱を取る。
  3. 茹でたさいの目のニンジンを取り置き、粗熱を取る。
  4. 薄切りの玉ネギをキツネ色に揚げて取り置く。
  5. 潰したジャガイモに鶏肉、ニンジン、フライドオニオン、グリーンピース、刻んだピクルス、刻んだ茹で卵、マヨネーズ、レモン汁、塩、コショウを加えて良く混ぜる。


TIPS
  • 野菜やビクルスなどで絵画的にデコレーションすることも多い。


このメニューは " Pars Market " さんのレシピをアレンジしたものです。
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において 世界の家庭料理
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